歯茎が下がることを歯肉退縮といいます。
歯肉退縮になる主な原因は、歯周病です。歯周病は初期段階では痛みが発生せず、ほとんどの場合気づかないまま進行してしまいます。
歯の周りの組織がすり減ることで、歯根が露出した状態が進行すると、歯が長く見えたり歯がぐらぐらしてきたりします。さらに、歯茎と歯の間に隙間が生じやすくなり、細菌に感染しやすくなることで、さまざまなお口の中の病気を引き起こします。
また、歯茎が下がる理由は歯周病だけではありません。遺伝、ブラッシングのし過ぎ、ホルモンの影響など、さまざまな原因があります。毎日歯磨きをしているのになぜ、という疑問が起こるのもそのためです。