歯の治療はお家のリフォームと似ているところがあります。どんなに素晴らしい建物でも、年月が経てば修繕の必要な箇所が出てきますし、定期的なメンテナンスも欠かせません。ましてや土台がしっかりしていなければ、老朽化も早くなります。
歯の状態も同様です。どんなに美しい被せ物などを施しても、その土台となる歯周病などの治療を怠っていれば、歯を長持ちさせることはできません。
十人十色という言葉がありますが、歯の色や形も同じように人それぞれ違います。だからこそ、患者様お一人ひとりに適した「自然で美しく」「機能性」のある歯をご提供することが大切です。 私は歯科医師ですので、電車に乗ったときなど職業柄、前の座席に座っている方の口元に目が行きます。
「もっとこうすれば、笑顔がよりいっそう引き立つのにもったいないなあ」と感じることが結構あります。 審美歯科治療というと自費診療で費用がかかるというイメージが強いと思います。ご家族や周囲の方から「そんなところにお金かけて」と反対されることもあるでしょう。
しかし、コストがある程度かかってもトータル的な長い目で見れば、同じ年月をかけた保険診療の繰り返しより最終的にはコスト削減につながることも少なくないのです。また、どんなに健康な歯でも人の手が入れば入るほど弱くなっていき、むし歯や歯周病を引き起こす原因となります。 当院では歯の機能的な側面と、美的な側面、その両面に焦点を当てて、幼年期から老年期まで、その年代にあった口元の健康と健康美を理想と考えています。どんなお悩みでも遠慮なくご相談ください。皆様の笑顔と豊かな人生のお手伝いができれば幸いです。